外壁をリフォームする方法には、主に外壁塗装と張り替えがあります。
多くの方は外壁塗装を浮かべるかと思いますが、場合によっては張り替えも検討するべきでしょう。
ただし、どちらも費用がかかりますので、しっかりと比較して長期的に見てお得な方を選ぶことが重要です。
外壁塗装にかかる費用
外壁塗装は、一般的な30坪前後の一戸建てで60~100万円程度かかります。
基本的に住まいが大きく・広くなるほど費用も高くなるため、100万円を超えるケースもあります。
どのような塗料を選ぶかも費用に大きく影響します。
最も安価なのはアクリル塗料で、フッ素や無機塗料は高くなります。
塗料によって数十万円の違いがありますので、予算が限られる方は塗料選びが重要です。
外壁塗装の耐用年数は、およそ5~15年前後となります。
塗料によって大きく変化しますが、フッ素や無機塗料など費用が高いものは特に長持ちします。
外壁の張り替えにかかる費用
外壁の張り替えは、およそ150~250万円ほどの費用がかかります。
特にポピュラーな外壁材はサイディングボードですが、張り替えに200万円以上かかることもあります。
ただ、外壁の張り替え費用も外壁材の種類によって大きく変わります。
例えば、金属系サイディングは安価で、200万円を下回ることも珍しくありません。
一方、樹脂系サイディングは値が張るため、250万円を超えてしまう可能性もあります。
外壁塗装と比べて値が張りますが、外壁を張り替えると30~40年程度は持ちます。
外壁材の劣化も気にならなくなるので、外壁にクラックや老朽化が見られる場合は張り替えが適しています。
どっちを選ぶべき?
外壁塗装と張り替えは、どちらも一長一短と言えます。
例えば、費用面では外壁塗装が優れている一方、耐用年数を加味すると張り替えの方が勝ります。
このような違いがあるため、リフォーム時は慎重に検討する必要があります。
ただ、築年数が30年前後経過していて、かつ外壁を交換したことがない場合、張り替えを選んだ方が良いでしょう。
外壁の老朽化も目立つと思いますので、新しいものに交換することをおすすめします。
築年数が30年未満の場合や過去にカバー工法や張り替えを行った方は、外壁塗装でも十分と考えられます。
外壁材に傷みが見られなければ、無理に張り替えする必要はありません。
まとめ
外壁をリフォームするなら、外壁塗装か張り替えがおすすめです。
それぞれ費用が異なるほか、耐用年数にも大きな違いがあります。
現在の外壁状態や築年数に合わせ、最適な方法を選びましょう。