屋根リフォーム、外壁リフォームの費用相場について解説

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屋根・外壁塗装工事で費用の差が出る理由は?

投稿日:1月 30, 2021 更新日:

営業マン

 

屋根・外壁塗装工事では、施工業者によってご存知の方も多いと思いますが、施工費用に違いが大きく出ています。

その為、近年ではその相場を確認するためにも相見積というやり方が主流となってきています。

お見積もりを取ると、費用に安い業者もいれば、ものすごく高い業者も多くいます。

正直言って、塗装工事に関しては、相場の費用というのはあって無いようなものなのです。

ですが、なぜこのように費用の差が出てくるのかの理由をご説明します。

 

費用に差が出る理由

 

費用に差が出る理由としては、もちろん工事内容によって、塗料の種類によって変わってきます。

よく変わってくる内容としては、コーキングを打ち替えなのか増し打ちなのかとか、ベランダの防水は入っているのかの有無または、屋根塗装でタスペーサーを入れるのかどうかなどです。

これらの工事の内容によって、どこまでやるのかで費用は変わってきます。

また使用する塗料によっても、違ってきます。

安く手に入る塗料を使えば安い費用にもなりますが、フッ素など高級塗料を使えばもちろん費用も一気に高くなります。

相見積をした際に、こういった工事内容と塗料のランクによって費用が施工業者によって変わりますので、しっかりと内容を把握する事が大切です。

 

工事内容と塗料のランクが同じでも費用が違う場合

 

工事内容と塗料のランクが全く同じ内容で複数に見積もりをとっても費用にバラつきが出ることがあります。

もちろん、すごく安い・高いがあります。

その理由をご説明します。

 

費用が高い業者

 

費用が高い業者でよくある事が、下請け・孫請けの会社を利用している。

とくに大手企業でよくあることで、元請けは大手企業ですが、実際に施工をするのは地元の工務店に依頼をして施工させることです。

さらに、その工務店からさらに個人の塗装店に依頼をして孫請けを行っているところもあります。

このように、あいだに業者が入ればはいるほど、いわゆる中間マージンが発生してどんどん費用が高くなる例です。

他は、ここは個人の塗装店でも見分けがつかないこともあるのですが、工事費用に上乗せで、高額な利益をのっけているところです。

通常では、利益額は施工代金の2~3割とされています。多くても5割弱です。

塗料材料代と足場代・作業代金で、「50万円」かかるとしたら、管理費用(利益)という形で、「10万円~15万円」が利益額の相場です。

合計すると「60万円~65万円」くらいのお見積もりとなります。

この利益額を7割~10割持っていく業者さんもあります。

合計すると、「85万円~100万円」ということです。そこが、高い理由です。

これは、大手企業でも個人の塗装屋さんでも、多く利益を持っていく場合もありますので、下請けを使っている使っていないかかわらず

高いところは高く、このように費用の差は生まれてきます。

 

費用が安い業者

 

相見積もりを取って、他と比べて費用が安い業者があると、とてもお得感を感じて、その安い業者に施工を依頼することを、考える方が多いと思います。

ですが、安いだけの理由で施工業者を選ぶのは非常に危険です。

工事費用が安い場合には安いなりの理由があります。

費用が安い場合の理由についていくつかご紹介します。

 

手抜き工事の場合

 

もっとも、一番多いのが手抜き工事・雑な工事を行って費用を抑えている場合です。

外壁塗装工事の費用は、ほとんどが施工する手間賃で費用が発生しています。

そのため費用が安い=作業の質が低い場合が多いです。

とにかく工期を早めて、安く仕上げるというやり方です。

手抜き工事の内容として以下の内容があります。

 

・下地処理をしっかりしないで、塗装を行う

・3回塗りを2回塗りしか行わない

・塗料の混ぜ合わせる分量を適当に行っている

・鉄部塗装に錆止めを入れない

・養生が雑にやっている、養生をしない箇所がある

・水性塗料の場合に水で多く薄めている

・コーキングをすべて増し打ちで仕上げている

・雨天時でも工事を行っている

 

このような手抜き工事を行う場合があるので注意が必要です。

手抜き工事を行うと、耐久性が下がって、8年もつ塗膜が2~3年で劣化すこともあります。

また、雑な工事は、美観の低下に繋がります。

 

追加工事される場合

 

お見積もりの段階ではとても安く、契約したは良いですが落とし穴がある場合がでます。

それは、工事着工後の追加工事です。

見積書をしっかりと確認していないと、含まれてるものと思っていたものが、実は入っていなかったりする場合があり得ます。

「劣化状況が、ひどかったのでプラスいくらです。」

「コーキング工事、ベランダ防水は別途です。」

など、あとから言われる可能性があるので注意が必要です。

 

自社施工の場合

 

相見積もりの時に、一社だけ自社施工の個人塗装店がいた場合、安く感じるかもしれません。

中間マージンが発生しないので、安く工事を依頼できます。

デメリットは、工事着工時期や何かあった時の対応が遅く、フットワークが悪い面です。

ですが、費用に関しては、個人塗装店としてしっかり施工を行った場合の費用を提出しているので、極端に安くても手抜き工事や追加工事の心配は少ないです。

 

まとめ

 

屋根・外壁塗装の費用差が出る理由として、工事内容や使用する塗料によって費用は変わってきます。

業者間によっては、中間マージン有無、手抜き工事、追加工事など、発生するので費用差が出てくるのです。

業者選びはしっかりと相見積もりを行って、会社の情報や見積もり内容も確認を取っていくことがとても重要です。

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