屋根塗装は外壁塗装工事とセットで行う事が多いですが、屋根塗装を単体で塗装する場合には塗装の費用が変わってきます。
塗装の場合は、乾き待ち時間があるため、その空き時間を利用して屋根と外壁を交互に塗装を行う事で、人件費を削減できるため、セットの場合は単価が安くなるのです。
ですがどちらにしても、屋根塗装の費用はだいたいどれくらいかかってくるのでしょうか？
ここでは、外壁塗装とセットでの金額と、屋根塗装単体での費用相場についてご紹介いたします。
塗料の種類で費用が変わる？
屋根塗装といっても、塗料の種類で費用が全然変わってきます。
塗料のランクもそうですが、遮熱効果があったり、断熱効果があったり、遮音性効果があったりする塗料もあり、現在ではたくさんの種類が出てきています。
機能面で言うと、正直なところあくまで塗料ですので、遮熱塗料を塗ったからと言って夏場は劇的に涼しくはなりませんので過度のご期待はご注意です。
塗料の変化で費用的には「5万円～20万円以上」変わってきます。
塗料のランクは「ウレタン、シリコン、フッ素」あり耐用年数で費用が変わります。
だいたいの費用相場はいくらなのか？
外壁塗装であれば環境や状況によって費用も変わってきますが、屋根塗装に関してはおよそ「㎡いくら」という形で費用が出てきます。
ですが、屋根が急勾配などの場合には屋根足場が必要となったりして、塗装以外で費用が高くなることもあります。
足場費用含まず、ウレタン塗料で屋根塗装3回塗りを行った場合は、「2000～3500/㎡円」位が費用相場となります。
また、外壁塗装とセットでの塗装は費用単価が下がります。
外壁塗装と一緒に行う事によって「手間が削減」できるため、その場合は大きさにもよりますが、「5万円～10万円」くらい安くなることもあります。
あくまで、ざっくり相場ですので参考程度のイメージとしていただければと思います。
最後に屋根塗装で使用するタスペーサーとは？
屋根塗装では、とくにコロニアル屋根が対象ですが、屋根の重なり合う部分に縁切りといってタスペーサーという役物を挿入していきます。
これを使用するしないで、多少費用が変わってきます。
塗装をしてしまうと、その屋根の重なり合う部分は塗膜でふさがれてしまうため、屋根の湿気の逃げ道を確保するため（換気の役割）取付けていきます。
ですが、これは屋根の状況によって取付けが困難な場合がありますので、現調にきたスタッフに相談してください。