最近は趣味などでDIYを楽しんでいる方も大勢います。
必要な物を自ら作ることで市販の物よりも安く仕上げることができるため、ホームセンターなどで材料を手に入れている人をよく見かけるようになりました。
中には住宅の修復などを行う方もいて、外壁塗装などを自身で塗っている人もいるでしょう。
屋根塗装に関してもDIYすると費用の節約になると思っている方もいると思います。
実際にいくらくらいの節約になるのでしょうか?
屋根塗装でDIYすることは可能?
結論から言えば、屋根に上れる人であれば塗装をDIYすることは可能です。
そこまで難しい作業ではなく、失敗しても気にしない人やデザインなどにこだわりたい人はDIYが向いているかもしれません。
ただ、急勾配の屋根には足場が必要なこともあり、その場合は素人が屋根に上るのはおすすめできません。
また、屋根材が壊れていたりした場合は塗装だけでは完結しないため、専門的な修理が必要になるでしょう。
屋根塗装でDIYすると節約になる?
屋根塗装をDIYする際に、一人で作業をするならば大体2~4ヶ月くらいは時間がかかります。
専門的な業者に依頼すると、大体2週間くらいで終わる作業ですが、個人で素人がやろうとすれば時間がかかるのは当然です。
費用に関しては足場を設置しなかったとしても、意外と高くなりやすいのが現実です。
施工終了までの期間を考えると、あまりお得とは言えません。
さらに素人による塗装は僅かでも問題があればそこから塗膜が剥がれる可能性もあり、雨や紫外線の影響を受け劣化するスピードも早まる危険性があります。
塗装が剥がれれば再度材料を揃えて屋根塗装をする必要があるため、結果的に業者に頼むより費用は高くなることもあるようです。
屋根塗装でDIYするときのメリットとデメリット
屋根塗装をDIYする際のメリットは自分好みにできるという点が挙げられます。
デザイン性を重視したり、趣味の一環として完成した時の達成感は素晴らしいと思えるかもしれません。
ただ、塗装が甘いと費用が余計にかかることになりますし、塗料が飛散すると近隣の住宅や車に迷惑がかかり、トラブルになる可能性もあります。
まとめ
屋根塗装はDIYで行えますが、まったくの素人がいきなり屋根塗装をすることはあまりおすすめできません。
屋根に上って特別な塗装をすること自体が難しく危険ですし、施工が行き届いてなければ塗装はすぐに剥がれてしまいます。
節約をしたいからDIYしたにも関わらず、逆に業者に頼むより費用がかかってしまうこともあるようです。
DIYでいくら節約ができるのか考えるよりも、最初から信頼できる業者に依頼をした方がお得かもしれません。