屋根リフォーム、外壁リフォームの費用相場について解説

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防水工事の単価について解説

投稿日:8月 15, 2020 更新日:

防水工事

 

防水工事とは雨水などの水からの保護を目的とした工事です。

住宅の中に雨水を侵入させないように防水性能がある材料で防水層を作る工事が施工されます。

この防水層は水を通さない膜ですから、この防水層をどのような素材で作るかで工事の単価が異なります。

ここでは、防水工事の施工方法別に費用単価についてご紹介します。

 

ウレタン防水

 

ウレタンゴム系塗膜防水はウレタン樹脂を用いた防水工事です。

液状のウレタン樹脂と硬化剤を混合することで防水膜を作り、水の侵入を防ぎます。

ウレタン樹脂は弾力性や伸縮性が高く、ひび割れが起こりにくいメリットがあります。

しかし、この膜は紫外線に弱いので、トップコートを塗って防水膜を保護する仕上がりにします。

ウレタン防水の費用は「¥4000~6000円/㎡」が目安です。

 

FRP防水

 

FRP防水とは、これは繊維強化プラスチックのことで、プラスチックで防水膜を形成します。

これは硬くて丈夫な防水層ですが、伸縮性がないことからひび割れが入りやすくなります。

また紫外線を浴びると劣化しやすいデメリットがあります。

それでウレタンゴム系塗膜防水と同様トップコートを塗って防水膜を保護する仕上がりにします。

FRP防水の費用は「¥5000~7000円/㎡」です。

 

シート防水

 

シート防水は、ゴムでできたシート状の防水材を貼っていく方法で、これは平らな屋根や屋上には適しています。

比較的施工も行いやすく、綺麗に仕上がります。

しかし、複雑な形状の場所の施工には不向きです。

この費用は「¥4500~6500円/㎡」です。

 

アスファルト防水

 

アスファルト防水は、液状のアスファルトを重ね塗りして強固な膜を作る日本では歴史が長い施工方法です。

これは「¥6000~8000円/㎡」です。

 

最後に

 

防水工事といっても施工方法によって、費用単価は変わってきます。

施工方法は、施工する場所や状況、そして劣化具合などによて違います。

施工業者にしっかりと確認を行い、打ち合わせを行っていくことが重要です。

 

そのほか、防水工事の費用については、一般の方ではまったくわからないと思います。

そのため、この業界は悪徳業者が多いですから、彼らに騙されないように注意しないといけません。

それには防水工事を業者に委託する前に基礎知識を身に付けておく必要があります。

やはり信頼できる業者を選ぶのが何よりでしょう。

お見積りは、必ず複数社に依頼して、費用や工事内容を比較して決めることがとても重要です。

細かい点等もどんどん質問して、納得できる工事を行っていきましょう。

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