築8年以上の戸建てを持っている方は、一度は外壁塗装の訪問営業を受けているのではないでしょうか。
この訪問販売は、飛び込み営業とも言われており、インターホンを押していきなり営業をしてきます。
優良業者もいますが、悪質な業者もいるため、気軽に依頼することは、おすすめできません。
依頼する場合は、即決などせずに相見積もりを取って、しっかりと検討が必要です。
ここでは、訪問販売の営業方法や費用が高い理由について細かく解説していきます。
外壁塗装の訪問販売での営業方法とは?
訪問販売員は、経年劣化した家をみて、外壁の塗装が必要だと判断したお家に声を掛けています。
例えば、外壁のひび割れ、コケや藻、汚れ、塗膜の剥離、コーキングの劣化をみています。
これらの症状が出ていると、おおよそ築年または前回の塗装から8年以上経過しているとわかるためです。
訪問販売の営業方法としては、いきなり営業をかけても、契約してくれる人はほとんどいないため、お得な情報を伝えて営業していきます。
近くで作業しているから足場を安くできる
訪問販売では現場が近くなので、足場費用が無料もしくは安くできます。という営業が多いです。
実際に工事している場合もあれば、していない場合もあります。
ほんとに安くなるのかといえば、そんなことはりません。近くでやっていても足場を組むのに、そして解体するのに人件費がかかります。近所から足場を持ってくるにも、どちらにしろトラックに積んでの作業なので手間が減ることはありません。
自社で足場を持っている業者さんは、訪問販売などしていませんから、そのような割引は難しいです。
キャンペーン中
今、何々キャンペーンをやっています。モニターになってもらえれば、割引できます。という営業マンもいます。
基本的に会社内でいつでもやっている割引です。
元値を高く設定して割引している風に見せているだけなので、注意が必要です。
訪問販売が高い理由
相見積もりをしていくとわかりますが、訪問販売の外壁塗装の費用は割高です。
その理由は、主に2つあります。
営業マンの手当が高い
訪問販売の費用が高い理由は、その営業マンの歩合がものすごく乗っかっているからです。
また、訪問販売の営業マンは外回り営業専門です。
ほかに、施工管理や営業主任と別にいますので、その人件費も上乗せされるので、高くなってしまうのです。
職人が自社職人ではなない
訪問販売を行っている会社は、営業専門会社がほとんどです。
仕事を取ったら、外注業者(下請け)に依頼するため、またそこでも高くなるポイントとなっています。
まとめ
外壁塗装の訪問販売は、営業マンの歩合が発生しているため、必然と高くなっています。
高いですが、必ずしも悪質な業者という訳ではありませんので、依頼する場合は必ず比較してからにしていきましょう。